大島・亀戸緑道公園

◇大島(おおじま)・亀戸(かめいど)の緑道公園は、東京都江東区亀戸6丁目から大島4丁目までの緑に囲まれた散歩道である。
 この散歩道は、区の管理下で整備され、植木職人の手入れや、近くの町内会や沿道にお住いの方々等による清掃・草花の育成等が行われており、憩いの散歩道となっている。

◇緑道の誕生
  東京は、昭和33年(1958年)に「アジア大会」昭和39年(1964年)に「オリンピック」を開催し、急激な高度成長の経済環境になったが、反面、都が借金で開催した各競技大会のつけは、財政を好ましくない状態にした。さらに、革新都政の歪みが増加し、都の財政は大赤字となった。都は財政たて直し策として都電の廃止を決定した。 
 緑道は、廃止した路面電車(「都電」チンチン電車)の軌道敷き部分を昭和50年歩行者・自転車の専用道路として誕生させた

◇緑道の木花・草花
 緑道の草木は、季節の花を咲かせ、通勤や通学、お買い物や散歩の人々を楽しませてくれる。また、珍しい花も見つける事ができる。


緑道公園への行き方

猿江恩賜公園から足を延ばす散歩
 都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線
「住吉」駅→猿江恩賜公園→横十間川(大島橋)→釜屋堀通り(略図参照)→明治通り(前方に高層団地が見える)→大島緑道→新大橋通り→竪川河川敷公園→亀戸緑道→京葉道路→亀戸駅

JR線亀戸駅・東武線亀戸駅からの散歩
 亀戸駅→明治通り→歩道橋(京葉道路を越える)→ショッピングモール(横)→亀戸緑道→竪川河川敷公園→大島緑道(左側:都立城東高等学校・「夏の甲子園」2回出場)→新大橋通り(ダイエーが見える)→明治通り(交番が見える)交番の前の横断歩道を渡り右へ→都営バスの停留所(大島1丁目)→亀戸駅

都営新宿線西大島駅からの散歩
 西大島駅(江東区民センター出口)→左へ曲がり明治通りを南へ・大手弁当店の横が大島緑道入口→(ダイエー)新大橋通り→右・郵便局→左・新築高層マンション→高速道路の高架下・竪川河川公園→亀戸緑道→右・ショッピングモール→京葉道路→亀戸駅

略図

(図中「緑色」の部分が大島・亀戸 緑道公園)





  大島緑道公園入り口







  季節の草木


 春の散歩道    


乙女椿(おとめつばき)

 


高等学校前の「寒桜」
3月上旬



ヒヨドリ
緑道には野鳥も多い


満開の染井吉野桜
大島緑道


満開の桜と新緑
亀戸緑道


ヤマザクラ
(山桜)


レンギョウ
(連翹)


オオシマサクラ
(大島桜)


ハナツクバネウツギ
(花衝羽空木)


ウキツリボク(浮釣木)
アブチロン
 

キンポウジュ(金宝樹)
ブラシノキ
 

ドウダンツツジ
(満天星)
       
夏の散歩道

アーリーイェロー
(百合)


ブットレア


カシワバアジサイ
(柏葉紫陽花)


ムラサキクンシラン
(紫君子蘭)


隅田の花火
(紫陽花)


紫陽花(アジサイ)が咲く”大島緑道公園”



ネズモチ
(鼠餅)


キョウチクトウ 桃
(夾竹桃 桃)


キョウチクトウ 白
(夾竹桃 白)


ウチワサボテン
(団扇仙人掌)


ウチワサボテン
(団扇仙人掌)

 
ビュウヤナギ
(未央柳)

 
クリナム

 
クサキ
(臭木)

 
モクシュンギク(木春菊)
マーガレット



ヒマワリ
(向日葵)


フヨウ
(芙蓉)


クチナシ
(梔子)

       
秋の散歩道    
       

マンジュシャゲ
曼珠沙華(彼岸花)


キンモクセイ
(金木犀)

スイフヨウ
(酔芙蓉)


ツワブキ
(石蕗)



サザンカ
(山茶花)

 

ミズヒキ
(水引)



     
 

緑道公園界隈の今昔



 
 ◇亀戸・大島 緑道公園は、「都電29系統(須田町〜葛西橋)」と「都電38系統(錦糸町〜日本橋)」の軌道敷き部分を散歩道に造り替えた公園.。都電が通っていた頃の都電停留所名は、亀戸側から「水神森(すいじんもり)」−「竪川(たてかわ)通り」−「大島(おおじま)三丁目」−「大島(おおじま)一丁目」となる。

 ◇都電の水神森駅は、錦糸町から同一レールで来た都電25系統(錦糸町−西荒川)」と29系統・38系統の分岐点である。その為、29系統・38系統の車掌は、水神森駅で電車から降りて、分岐点のレールを手動でポント切り替えをしていた時代もあった。
**水神森駅には、映画館が対面的に2館あり、亀戸や大島住民の娯楽場所でもあった。映画館内は、地下に向かって進む形式で、スクリーンが一番奥にあった。**

 ◇亀戸・大島の地域は、昭和初期から昭和40年代半ばまで、工業の町であった。例えば、亀戸水神駅には日立製作所、亀戸駅には第二精工舎。また、大島には、日曹製鋼、青木ロールや大手鉄工所、町工場の鉄工所や旋盤工場、さらに、プラスチック成型工場等.。
しかし、環境問題も多かった。特に、「鉄」関連事業所は、地下水の汲み上げによる地盤沈下や工場の煤煙による空気汚染。さらに、下水道の汚染、騒音・・・等で環境影響度が高いと指摘されていた。昭和40年代前半の革新都政に変わってからは、事業所に対する規制が強まり、各事業者は、他県等に移動したり、廃業したりした。
現在の工場跡地は、団地・マンション・学校等に変わり、人口が増加、商店も増加、交通機関も多くなった。


 ◇大島4丁目で映画のロケ
 昭和34年頃、現在の「大島中央銀座商店街」(大島4丁目15)付近で「東映」映画のロケがあった。撮影時刻は、日没後〜夜半。
俳優は、デビュー間もない”佐久間良子”さん。
ピンク色の暖かそうなセータを着ていられました。


 ◇緑道から少し離れた場所の「江東区民センター」(略図参照)の場所は、元「江東公会堂」があった。現在の「江東公会堂」は猿江恩賜公園内に在る。


 ※上記に記述した「緑道公園界隈の今昔」
の情報は、諸先輩たちの記憶に残っている部分から、お聞きしたりしてまとめた内容です。


40年前、都電が通っている頃の
写真はこちらのサイト


 


亀戸緑道公園入り口
水神森
1997年頃 ウオッチ製造工場から
ショッピングモールに変わる


水神森
ビジネスビル(2棟)
(映画館跡)

映画ロケ地
大島緑道(大島4丁目付近)から東側を望む
「大島中央銀座商店街」


大島緑道と交差する道(略図参照)
この道は江戸時代から賑わい
火の見櫓もあった

大島4丁目団地
都電「大島1丁目」〜「大島3丁目」間
 現大島4丁目付近
「 日曹製鋼 」工場跡の高層団地

   
明治通りと高層団地.
(釜屋堀通りから望む)


横断歩道の向こう側の樹木と建物の
間の通路には、平成天皇が皇太子時代に 美智子妃殿下と一緒に来訪された。


この場所は、江戸古地図によると
「榊原式部大輔」と記されている。
明治通り 高層団地が出来る前は
ここが都電「大島1丁目」の停留所
通りの向こう側は
「日本製粉工場跡」の団地。



大島4丁目ロケ場所 訪問
2018年12月17日 

大島4丁目ロケ場所
佐久間良子さんは、写真の角地で
休憩されていました。

   


 


緑道訪問者 (2012年5月〜現在)

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